手術回想記31 奇跡をありがとうございました

母が7月に脳出血で倒れてから兄に脳ドックを受けてと言われて9月に行ったところ
10mmから11mmの未破裂脳動脈瘤が発見されたので外科手術を受けることになりました


手術が終わって麻酔から目覚めたとき
先生方がお疲れ様でした!お疲れ様でした!って言ってくれているのがまず見えて、次の日にはそれまでずっとポーカーフェイスだった先生方がみなさん笑顔で病室にいらしたので不思議だなって思っていたのですが


あとから聞いたところめちゃくちゃ難易度の高い手術をしっかり手術プランを練って準備をして成功させ、成功した後、みなさんで喜んだそうです


私以外の家族全員難しい手術であることを知っていて、私よりハラハラしていたらしいこともあとで知りました


自分がいつくも膜下出血で倒れてもおかしくないような状態だったことも9月まで知らなかったし、あまり検索しても不安になるから、手術まで倒れないように生活をすることにひたすら努めていました


私はただ寝ていただけですが、
難しい国家試験を受けてお医者さんになった方々が、難易度の高い手術を成功させ、私の命を救ってくださいました


私の未来を変えてくれてありがとうございます


模型まで作ってしっかり準備して成功させてくださった外科医チームの勲章として、模型はこれからも大切にとっておこうと思います


症状もないのによく手術する気になったねと言われたりしますが、私の場合はすでに手術のレベルの大きさだったことや、母が脳出血で倒れたことと、母方の家系が脳の病気で倒れることが多かったので、予防して自分の未来を変えたいとわりとすんなり思えました 
母もそれを希望しました


手術に失敗したときのリスクや後遺症のリスクも、人生で2度目に死を覚悟したほどでしたが、
母が倒れてからめちゃくちゃ健康的な食生活を送っていたのも功を奏したのかいまのところ、金属が定着するまでに正常な反応として起こる頭痛程度で収まっています
もちろん術後も慎重に生活します


入院に向けてたくさん心のこもった贈り物をいただき、入院時に紹介しようと思いましたが、心の余裕がなかったので1部しか写真撮れなくてすみません。またゆっくり書きます。


母がお前は奇跡だから大丈夫だと少し前から大げさなことを言うようになったのも、いまから思えば手術が成功することを祈る気持ちでいたからなのだろうなと
私にとっても身体だけでなく幼少期に破壊された私のメンタルも完治するような奇跡のような出来事なのでまだ現実感が湧きません


私はこれからいただいた命を大切にし、新しい人生を送ろうと思います


本当にありがとうございました