私という女性が創る映画と未来

子供のころってどんな映画の観方をしていただろうってここしばらくで思い出している


まず映画を観たはじめのころは映画は映画監督が創っているって知らなかったし、スクリーンに出ている登場人物に夢中になったりするところから始まっていたな


私は10代の頃は完全にスクリーンに出てくる俳優さんに憧れて観ていた
私の場合はウォン・カーウァイ監督や、タランティーノ監督などが出てきてから映画監督を意識するようになったような気がする


なんで映画監督になったんだっけ?というのはあんまり思い出せないな
MVを創ってみたくて大学2年生のときにMTVを観まくってたからその延長だったのかな
あとは面白い映画をつくる映画監督が世界中にたくさんいたから


こういうミーハーなところが、女性が映画監督っぽいことしてるって言われた所以なのかもしれないけれど、
そういうことに傷ついて女性だからと蔑まれないよう男性の映画監督のように振舞おうとしていた時期もあったけれど、辛くなって映画をやめた


以前はガーリームービーとか(本意ではない)もてはやして売りにしておいて、いまは差別になるから女性監督という表記ですら気をつけろみたいな手のひら返し
いつでも振り回されていた


だから
いまは本当のそのままの自分で良い
これだから女はって言われない時代になってきているので良かったと思う
映画をつくる人だからって偉いわけじゃないし、私は再開しても自分のまま生きる
もう振り回されない