私の遅い人生

44歳になって、ひとりで、一般的に孤独で淋しそうとか思われるかも知れないけれど
私は40歳以降になってから徐々に人生が明るく楽しくなり、2年前からはとくに楽しいし、周りから見ても、いまはいつも楽しそうな人ってイメージに変わったと思う


私にとってこれまでの私の人生で1番やめるのしんどかったなあと思うのは、煙草をだな 
30代のときに、5年くらいかかった
私の場合はとくに禁煙外来などにも通わずに地味に孤軍奮闘してやめた


父が煙草が原因で肺がんになったにも関わらずときどき吸いたくなる(吸わないけど)から、そういうときに私ってダメな人間だなと自分に失望したりしていたときに


新型ウィルスの時期が来て、肺との関係性を知り、手術で一命をとりとめた父親の重症化リスクが高まる、自分も元喫煙者なので肺は強くないはずだと思ったら
吸いたいと思う気持ちが完全になくなり、吸いたくなるときに持て余すしんどい時間がなくなって、完全に卒業できた


その意味ではこの時期に助けられたとも言える


いまも私は煙草が悪いこととは思わない
ただ楽しめず病んだように依存していた私からは卒業したかった


私は喫煙時は痩せていて禁煙してから太ったので
体型の変化についていろいろ言われたりして傷つくこともあったし、いまもまだ完全に元には戻っていないけれど、


いまの心身健康な自分を私は気に入っているし、
誰にも褒められることじゃないけど笑、禁煙に限らずもろもろ30代のころのひとりの地味な努力が、いまの人生を楽しくさせてくれていることにとても感謝している


大学時代から痩せていたくて便秘薬をたくさん飲まずにはいられなかったのも、煙草を辞めて太ったらどうでも良くなって、飲まなくても大丈夫になった
ないと不安でたまらなかったことからも卒業できた


20代のころ表に出たときに、顔が丸いと好意的とは言えない感じでネットに書かれたのがショックで、ずっと痩せていないとって強迫観念ができたのもあったのかも知れない
私は裏方で作品を発表している人なのに、容姿について言われるのかと初めて、社会に出る怖さを知った

それまでは創作活動はのびのび自由で本当に楽しいものだった

でもいまは、さまざまな容姿や人種や年齢の人が馬鹿にされることなく活躍できる時代になってきて嬉しいし、言われる人の苦しみも少しは理解できるんじゃないかと思うし、
2年前くらいにセラピストの先生に、全然関係ないことで丸のお話を聞いてから、私は丸が大好きになったので感謝している


これからは
こういうことで苦しむ人がいない思いやりのある、楽しい若いころを送れる社会になるように
私だって完璧な人間じゃないので、自分がまず人に対してしないようにしなくては


こないだデータの整理をしていたときに、
ずっと見たくなかった20代のころの私、
わかっ!めちゃくちゃ可愛いやんって思った
もっと気にしないで人生楽しんでれば良かったのにな
若くないけど、40代になってからめちゃくちゃ楽しくなってきたので、これからも楽しむ笑


自分の人生を取り戻せて良かったです🍀


私に限らず、表現する人は、弱かったり、繊細だからできることもあるんじゃないかなと
映画学校で実習のときに満員電車で貧血になって時間通りに来れなくてすいません…ってすごい遅れてきた人が創ってきたものが素晴らしすぎて、いまだにとってあるし、いまも仲良しです🍀


速い人には速い人の素晴らしさがあるし、
さまざまな個性があって良いと私は思います


いまから思えば
ほかのチームはもっとしっかりと映画制作をしていて、私のところだけそんな感じだったなあ
これからもそうかも🍀私のところは


人のチームに参加するときには
そのペースになります🍀